NFLドラフト2022 有望選手-CB-

こんにちは。

このまえ、携帯を買い換えました。
いまさらiPhone 12 miniですが。
はじめは13 miniの緑が欲しくてヨドバシに行ったのですが、気がついたら12 miniになっていた。
緑の在庫が無かった。
どうしようと困っていたら、13の隣に美しいラベンダー色というか藤色のiPhoneがあるではないですか!
正直緑なんかどうでもよくなりました。
ぼくは紫系統の色が好きなんです。
紫といえば古今東西、高貴な色として有名でしょ?
貧乏な地域で生まれたぼくからすれば、位の高いものに憧れがあるのです。
近況報告はこのくらいにして、ハーブティーでも召し上がりながら妾(わらわ)のブログをご覧あそばせ。

さて、今回はCBです。
アメフトで1番難しいポジションなのでは?とずっと思っています。
NFLのQBは置いておいて、単純に求められる身体能力が高いポジションです。
WRは前向いて走ってくるのにCBは後ろ向きながらついて行きながらパスコースを潰さなければならない。
学生時代に速攻で諦めたのがCB。
チームで1番のアスリートがやるべきポジションです。

目次

上位指名が注目される選手

アーマド・”ソース”・ガードナー(Ahmad “Sauce” Gardner)シンシナティ大学
デレク・スティングリー・ジュニア(Derek Stingley Jr.)ルイジアナ州立大学(LSU)
トレント・マクダフィー(Trent McDuffie)ワシントン大学
アンドリュー・ブース・ジュニア(Andrew Booth Jr.)クレムソン大学
ロジャー・マクリアリー(Roger McCreary)オーバーン大学

トップ5はこんなもんでしょう。
順位もこのままのサイトが複数ありますので、おおよそ評価は固まっているのか。

アーマド・”ソース”・ガードナー

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身長:6’3(190cm)
体重:200lbs(90kg)
腕の長さ:33 1/2in(85cm)
手の大きさ:9 5/8in(24.4cm)
NFL Prospect Grade:6.72

40ヤード走:4.41
ベンチプレス:記録なし
垂直跳び:記録なし
立ち幅跳び:記録なし
3コーンドリル:記録なし

スクロールできます
SEASONTEAMTOTSOLOASTPDSACKFFINTYDSTD
2019CINCIN312478003782
2020CINCIN28161260.503180
2021CINCIN402812431370
ESPNから引用

背が高く、手足が長い、スティッキーハンド
自信と競争心に溢れてる
21年シーズンはレシーブ1回当たり平均6.6ヤードしか許さず
ボクシングの接近戦のようにプレスする
ルートランに張り付くために最初から加速できる
2回のピック6
アラバマのジェイミソン・ウィリアムス(Jameson Williams)とも渡り合う

線が細い
ホールディングとパスインターフェア取られすぎ
パシュートのときはバランス崩しがち

NFL.comの英語はむずい。
イマイチ意味が繋がらないので、諦めました。

タッパは十分。
だいぶ細身ですが、カレッジならこれでもバッチリ通用しました。

マンカバーに自信あり、という感じの選手です。
いわゆるロックダウンCBの素質があるかもしれません。
カレッジフットボールプレイオフのアラバマ大学との試合で確か彼はロクにパスを通させていません。
アラバマにはWRジェイミソン・ウィリアムス(Jameson Williams)、QBブライス・ヤング(Bryce Young)がいるにも関わらずです。
そもそもターゲットにできない。
ぺったりレシーバーに張り付いてるから。
QBからすればパスが通る未来が見えません。
ぼくの記憶違いでなければ、ノートルダム大学戦では1回も自分が担当するレシーバーにパスを通させてないはずです。
フットボールという競技を11対11から10対10に変えることができる男。

マンカバーでは、フィールドを縦に伸びるルートも横切るルートに対しても完璧に張り付くことができます。
的確なバンプと軽々としたフットワークがそれを可能にします。
特に身のこなしは秀逸。
身体の向きを切り替える時の下半身の反転が素晴らしい。
しかもステップが細かいから相手の急な動きにも対応できます。

バンプも正確です。
ほとんど外さない。
最初にバンプを打つ姿勢が、ランサポートでもすぐにブロックを外せるコツです。

ランサポートもCBとしてこのくらいできれば文句なしです。
それと優秀なブリッツ要員でもあります。
CBファイアから何度かサックを決めています。

なんだかべた褒めしすぎなところもありますが、一つ懸念点を挙げるとすれば線の細さです。
NFLにはD.K.メトカーフ(D.K. Metcalf)みたいな怪物WRがいます。
そんな選手ともしっかりフィジカル負けしないようにできるかは今後の課題です。

デレク・スティングリー・ジュニア

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身長:6’1(185cm)
体重:195lbs(88kg)
腕の長さ:30 5/8in(77cm)
手の大きさ:9 5/8in(24.4cm)
NFL Prospect Grade:6.50

40ヤード走:記録なし
ベンチプレス:記録なし
垂直跳び:記録なし
立ち幅跳び:記録なし
3コーンドリル:記録なし

スクロールできます
SEASONTEAMTOTSOLOASTPDSACKFFINTYDSTD
2019LSULSU3831715006170
2020LSULSU27198501000
2021LSULSU862001000
ESPNから引用

すべての項目を満たすCBのプロトタイプ
今ドラフト最高のアスリートの1人
19年シーズンはチームがCBに求めるすべてを持っていた
バックペダルは低くスムーズ
長い腕と滑らかなおしり
アウトサイドにブレイクするルートを予測できる
レシーバーに負けてもすぐに追いつく
ダウンフィールドでのキャッチスペースを遮断する、混み合わせる
バネ強く、ストロングハンドあるから50/50ボールは勝てる
もっと良いタックラーになれる体格がある

過去2シーズンで10試合しか出場していない
20年シーズンのオーバーン戦ではやる気が感じられなかった
過去2シーズンはボール見つけられないことも
タイトマンカバーでもっと自分のテクニックを信じるべき
スナップごとに競争心を失う
ランサポートには失望するときも

LSUの背番号7番はエースDBの証。
最近ではパトリック・ピーターソン(Patrick Peterson)やタイラン・マシュー(Tyrann Mathieu)、グラント・デルピット(Grant Delpit)ら着けていた番号です。
その7番を身につけてから目立たなくなった選手。

彼の全盛期はLSUが全米王者となった19年シーズンです。
そのシーズンは相手がジョージアだろうが、クレムソンだろうが活躍していました。
唯一カモにされたのが、アラバマのデボンテ・スミス(Devonta Smith)でした。
完全に足が止まっていました。

彼の何が凄いかというと、単純に身体能力が高い。
マンカバーでも別にバンプは打ちません。
走ってればついて行ける。
特にボールが投げられてからの寄りは相当なスピードでボールを狙いに行きます。
身体能力の高さからか必死さはなく、良い意味で余裕のあるプレイを展開します。
特別な小細工は必要ないくらいスピードでは負けません。
ただし、それはNFLでは通用しないかもしれません。要特訓。

特にブリッツが得意な選手でもありませんし、ランサポートもほどほど。
昔ながらの純粋なCBといった選手。

トレント・マクダフィー

Embed from Getty Images

身長:5’11(180cm)
体重:195lbs(88kg)
腕の長さ:29 3/4in(75cm)
手の大きさ:8 3/4in(22.2cm)
NFL Prospect Grade:6.70

40ヤード走:4.44
ベンチプレス:記録なし
垂直跳び:記録なし
立ち幅跳び:記録なし
3コーンドリル:記録なし

スクロールできます
SEASONTEAMTOTSOLOASTPDSACKFFINTYDSTD
2019WASHWASH453782021290
2020WASHWASH1495001100
2021WASHWASH352510610000
ESPNから引用

恐れ知らず、積極的
タイトなプレスマンカバーで最後までやり切る技術がある
ミラーリングでは我慢強さとボディバランスが優れてる
カバー3でのルートコンビネーションの理解力
21年シーズンは16キャッチ、296ヤードしか許さず
ボディコントロールとフットワークのクイックネスはエリートレベル
キャッチスペースへのアタックが速い
ランサポートに定評あり
ランアフターキャッチは許さない
オープンフィールドタックラー

ナンバーワンCBとしてはサイズが足りない
追いかけながらのパスディフェンスは苦手
プレイの読みは向上するポテンシャルあるはずやけど…
デカいワイドアウトへの対応が課題

DB好きな人はワシントン大学に注目しといてください。
最近のDBUはLSUとワシントンです。
ワシントンからは最近でいうと、マーカス・ピータース(Marcus Peters)やバイロン・マーフィー(Byron Murphy)らがワシントン出身です。
その名門からことしはトップ10CBに2人選ばれています。

マクダフィーはボールへの執着心が良い。
ランだろうがパスだろうがボールへのクロージングスピードが素晴らしい。
40ヤードのタイムから分かるように、ものすごいスピードでキャリアーにタックルしに行きます。
たとえ、ブリッツに入って逆サイドへのプレイでも諦めず追いかけてタックルします。
しかし、強気に行くのは自分が勝てそうな状況だけのような気もします。
RBが突進してくるときは、少しビビってる感じもします。
あくまで個人的な印象ですが。

パスに関してはよくQBの目を見てるんだろうと思います。
ゾーンカバーのとき、誰にボールが投げられるかしっかり見てすぐに詰め寄るからこそ、いいタックルにつながっています。
高いボールでもバネが強いのか自分より背が高そうなレシーバーにも競り負けずインターセプトを決めます。

NFLに入ってからはスティングリーより良い選手になれるかもしれません。

アンドリュー・ブース・ジュニア

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身長:6’0(183cm)
体重:200lbs(90kg)
腕の長さ:31 1/2in(80cm)
手の大きさ:9 3/8in(23.8cm)
NFL Prospect Grade:6.34

40ヤード走:記録なし
ベンチプレス:記録なし
垂直跳び:記録なし
立ち幅跳び:記録なし
3コーンドリル:記録なし

スクロールできます
SEASONTEAMTOTSOLOASTPDSACKFFINTYDSTD
2019CLEMCLEM431000000
2020CLEMCLEM27225410200
2021CLEMCLEM372611500300
ESPNから引用

5つ星のバックグラウンドに5つ星の記録
フットワークは機敏で細かい
プレスではレシーバーのリリースをずらして遅らせる
リリース時にパンチを打ち続ける強さ
バックペダルはスムーズで速い
常に競争心に溢れてる
詰めるスピードとサイズがキャッチポイントを潰すのに役立つ
ボールに対する判断と詰め方は一流
ダウンヒルストライカー

カバレッジでステップ間違える
方向転換から急加速はできない
自分の読みにかけ過ぎ、オーバーリアクションしすぎ
ゾーンとオフマンカバーで目を養う必要あり

一生懸命にはつらつとプレイする良い選手。
自分の子どもがこんな子なら嬉しいなぁ、って選手です。
ディフェンスは自己犠牲が非常に重要なのですが、彼はケガをも恐れず思いっきりタックルします。
その結果、痛そうにしてるときもありますが、なおさら応援したくなる。

私情は置いておくとして、ゾーンカバーが得意な選手です。
クレムソン大学のゾーンカバーを主体とするディフェンスによくマッチしていたと思います。
そもそもマンカバー主体のチームは少ないと思いますが。
カバー3なら、ディープボールをインターセプトできますし、カバー2ならスイングやスクリーンなどプレイに対して、ダウンヒルストライクをかますタイプです。
スピードがあるタイプではありませんが、パスカバーはしっかり上手い。

あまりCBらしくないヤる気満々の男気溢れるプレイはチームにいると心強い。
ランサポートやブリッツもバッチリです。
プレイスタイルを考慮するとSにコンバートしてもいいかもしれません。

ロジャー・マクリアリー

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身長:5’11(18cm)
体重:190lbs(86kg)
腕の長さ:28 7/8in(73cm)
手の大きさ:9in(22.8cm)
NFL Prospect Grade:6.28

40ヤード走:4.50
ベンチプレス:記録なし
垂直跳び:記録なし
立ち幅跳び:記録なし
3コーンドリル:記録なし

スクロールできます
SEASONTEAMTOTSOLOASTPDSACKFFINTYDSTD
2018AUBAUB523100000
2019AUBAUB363061100100
2020AUBAUB453876013630
2021AUBAUB4941814102351
ESPNから引用

コンパクトな体型ながらストロングなプレイスタイル
リリースするレシーバーを無力化させる
ペンステートのジャハン・ドットソン(Jahan Dotson)をメタメタにした
プレイの察知能力高く、コンボルートで両方のルートに反応できる
かなりアラバマを困らせた
タフで頭を上げてタックルできる

プレイメイク能力とタックルできる範囲は微妙
タッパあるワイドアウトは彼の頭上でキャッチできる
マンカバーでひっかけに騙されてはいけない
身体反転させて走り出すまでに時間がかかる
ブレイクでセパレーションつくられる
オープンスペースで細かなステップはクイックネス失う

これまでの4人と比べると確かに実力は及ばない印象です。

彼の長所はマンカバーでしっかりレシーバーを掴むことです。
パスインターフェアという反則ではないのかと思うかもしれませんが、現実問題として掴まなければパスカバーはできません。
パスが投げられるまでしっかり、掴むことでレシーバーのスピードを殺してついて行くのは上手い。
特にSECのCBはバックペダルを踏まないので、掴んだりバンプを打つことが重要なテクニックとなります。

21年シーズンのアラバマ大学戦では、かなり奮闘しました。
もともと、アラバマとオーバーンは同じアラバマ州の大学で、シーズン最終戦の両校の対決は、IRON BOWLと呼ばれかなり白熱します。
その試合で彼は、ジョン・メッチー(John Metchie)、ジェイミソン・ウィリアムスの2人を相当イラつかせていました。
最終的には4回目のOTで彼自身が決勝タッチダウンをメッチーに通されて敗戦となってしまいましたが、彼の評価を上げたのも事実です。

体格も大きくなく、スピードもそこそこですが、力強いプレイスタイルが魅力の今風CBです。

まとめ

このほか有望な選手は下記のとおり。

カイーア・イーラム(Kaiir Elam)フロリダ大学
カイラー・ゴードン(Kyler Gordon)ワシントン大学
マーティン・エマーソン(Martin Emerson)ミシシッピ州立大学
タリク・ウーレン(Tariq Woolen)テキサス大学サンアントニオ校(UTSA)
マーカス・ジョーンズ(Marcus Jones)ヒューストン大学

いつもどおり、DBUことワシントン大学とLSUは優秀なCBを送り込んできます。

良いCBを見分けるのも結構難しい。
良いCBってのはテレビに映りません。
だってカバーが良くてパスが投げられへんから。

それと、CBがダメでもSに転向して活躍する選手も結構います。
そう考えるとつぶしがきくポジションでもあるので、上手いことやれば良いSになれるかもしれません。
逆にSからCBは身体能力が足りないことが多いので難しい。

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