ヒューストン・テキサンズ ブレイクダウン 2022 Week 2 – ディフェンス

こんにちは。

一気に秋っぽくなってきた。
秋はぼくにとって非常に忙しい季節。
NFL、CFBのシーズン真っ只中に加え、ブラックバス釣りもいい季節に入ってきました。
ことしはブログ始めたからあまり行けてない。
でもどちらも好きな趣味です。
ぼくは二兎を追います。
でっかいブラックバスを追い求めて休日は関西中のダムや川、湖を東奔西走します。
平日はアメフト。
でっかい魚が釣れたらTwitterで報告するね。

さて、テキサンズのブログも忙しくなってきた。
前回のオフェンスに続き、今回は第2週のディフェンスを解剖してみましょう。

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目次

概況

スクロールできます
1110467Run9
121465Play Action0PI
1110577Run5
125466Play Action21
1110477Run-1
1211577Play Action0
1311477Pass0
1411


Punt

1110477Pass11
1110576Run10Holding
121467Run1
1110587Pass0
1210476Pass0PI
11G682Pass0
12G682Pass0
13G477Pass0
14G


FG

1110477Play Action0
1210467Run5
135467Pass-4OFFSIDE
131575Play Action0Holding
1110586Run4
126467Run5
231477Run2
2110476Pass0
2210467Pass-6
2316467Pass6
2410


Punt

2110468Play Action0
2210477Pass10
2110467Run4
226486Play Action0
236467Pass0
246


Punt

2110477Run9
221587Play Action0PI
2110487Run8UR
221744


FS
2222487Run17
235457Pass34
2110477Play Action11
21G487Play Action0
22G467Run4
23G467Pass0
24G


FG
DG
24G


FG

3110477Run1Holding
3120467Run4
3216457Pass
INT
3110477Run17
3110477Run2
328477Run5
333467Run1Holding
342467Pass6
311046


FS
3115467Pass12
323477Run2
331467Run-1
342


FG
DG
347


Punt

3110477Run4
326465Pass8Chop
3221467Pass5
4316477Pass35
4110467Run5
425576Run6
4110575Play Action22TD
4110476Run3
427476Play Action10
4110587Play Action-6
421646


NZI
4211467Play Action20
4110466Run3
427477Run9
4110475Pass0
4210466Pass16
4110576Play Action0
4210457Pass0
4310665Pass-6
4416


FG

4110797Run0
421079


FS
4215797Run3
4312797Run-4
4416


Punt

4110


Knee Down

ディフェンスもプレイアクションを区別することにしました。
そのほかは前回と一緒。
多少ゴール前などでカバレッジの人数がわからない時がありましたが、見たままの人数を打ち込んでいます。
2人とかいう意味不明に少ない場面もありますが、そこは本当に2人しか下がってなかった。
多分マンカバーだと思いますが、どういうマッチアップか分かりにくかったので無視してもらっても結構です。

ディフェンス全体では75スナップをプレイしました。
オフェンスより10回以上多くプレイしています。
先週と同様にディフェンスの負担が大きめ。
そして、先週と同様にフロントは基本4人体型で、その数は57回。
5人フロントは11回、6人は3回、7人は4回となります。
ボックスの人数は4人が1回、5人が3回、6人が28回、7人が29回、8人が10回、9人が4回でした。
ブロンコスの体型にもよりますが、先週よりはフロントヘビーな体型となっていました。
特にJalen Pitre(ジェイレン・ピートリ)をTEにマッチアップさせるためボックスに上げた状態をよく見ました。
カバレッジに割いた人数は5人が6回、6人が12回、7人が50回とブリッツの比率は前回と似たような印象です。
ランストップのDBブリッツを何度か見かけたほか、4Qになるとブリッツが増えたと思います。

こちらが各Qのスナップ数と喪失ヤードと平均ヤードです。
1Qは踏ん張っていたが、徐々に疲れてきたか?
2Q以降は1プレイ当たり5ヤード以上奪われています。
つまり2回プレイすれば1stダウン更新という計算です。
パスディフェンスはよく頑張っていましたが、ランで150ヤード近く稼がれたのが効いた。
それでもTD1つしか奪われていないのは、上等な成績だとぼくは思います。

ダウンごとのディフェンス成績

1st Down

1stダウンでのブロンコスオフェンスのプレイ構成はこんな感じ。
オーソドックスにランが多く21回プレイしています。
パスは6回、プレイアクションは7回とコンサバティブなプレイ選択でした。

喪失ヤードを確認すると、ランが出すぎています。
1stダウンのランだけで87ヤード与えています。
平均も5ヤード超え。
でもそのほかはそんなに。
逆に考えると、1stダウンでこれだけランが出ているのなら、ブロンコスもランをコールしやすい。

2nd Down

プレイ構成はバランスよくなりました。
ランが10回、パスが9回、プレイアクションが7回となります。
1stダウンでランがよくゲインできているなら2ndダウンでもランをすればよいという感じでしょうか?

相変わらずランはゲインされ、パスディフェンスは順調。
対してプレイアクションは押され気味となっています。
プレイアクションの結果を見ると20ヤード、10ヤードとそこそこのゲインをされているほかは不成功となっています。
ただし、プレイ数が少ないため平均はそれなりのヤーデージとなりました。
それとプレイアクションでは、ディフェンスのPI(パスインターフェア)が2回ありました。
数字には表れませんが、ここは痛かった。

3rd Down

教科書どおり3rdダウンのパス(9回)が増えました。
ラン(4回)とプレイアクション(1回)は少ない。

ランは平均も喪失もマイナスヤード!
4回しかありませんでしたが、素晴らしい成績です。
プレイアクションは1回しかなく、不成功なので特に言うことはなし。
パスはどでかくゲインされていますが、30ヤード以上のパスが2回通った結果、喪失ヤードと平均を押し上げています。
それ以外はほとんどが不成功、もしくはサックとなっています。
全体的に3rdダウンの成績は上々です。
テキサンズが踏ん張っていたのは3rdダウン。
このおかげでブロンコスを16点に抑えることができたのではないでしょうか?

ボックスカウントとランディフェンス

ブロンコスがランをプレイしたときのボックスカウントの構成と喪失ヤードについて見ていきましょう。

8人や9人はホントのゴール前や1ヤード勝負のときくらいでほとんどは6人か7人がボックス内にセットしています。
6人のときもボックスのすぐ近くに2列目の選手がセットしていることが多かった。

さすがに9人もボックスにいればゲインは許さない。
気になるのは7人ボックスのとき、しこたまゲインされていること。
これは相手もマッチョなフォーメーションにすることが多かった影響かと思いますが、平均5.3ヤードは少しマズイのでは?

カバレッジ人数とパスディフェンス

お次はカバレッジに割いた人数とパスディフェンスの関係性について。

相変わらずブリッツは少なめ。
パスプレイのうちブリッツを入れたのは13回だけ。
ほとんどが7人カバーです。
1回だけDLがスパイする8人カバーのときもありました。

8人カバーのときはプレイアクションで1回しかなかったため、特に言うことはありません。
プレイ数が多いほど喪失ヤードも多くなるので平均喪失ヤードを見てみましょう。
2人をブリッツに入れると平均ヤードはちょうど5ヤード。
5人ラッシュ、つまり6人カバーのときは6.7ヤード。
そしてノーブリッツの7人カバーでは5.8ヤードとなりました。
サンプル数が少なく意味のある比較にするためにはシーズンが深まってもっとデータを集める必要があることはさておき、これだけを見るとブリッツを入れてもパスディフェンスの成績に有意な差があるようには見えません。

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