ヒューストン・テキサンズ ブレイクダウン 2022 Week 2 – オフェンス

こんにちは。

NFLも2週目が終わり、3週目のTNFが始まってしまった今日この頃。
ぼくはゴロゴロしています。
台風のせいで釣りにも行けず、フラストレーションが溜まる日々。
とはいっても、イライラすることは少ない生活を心がけているので、大したことはありませんが。

さて、テキサンズのブログをほったらかしてたわけではありません。
ゴロゴロしてたら遅れただけ。

第2週はブロンコスとの対戦でした。
なんともしょっぱい試合でしたが、シーズンは長い。
ぼくはNFLで推しのチームというものはありませんが、カレッジでOle Missが負けようと残念に思うこともありません。
ぼくはチームに縁もゆかりもないただのファンです。
ほのぼのと好きな見方で見ることをオススメします。
カレッジと違って勝ち越せばプレイオフの可能性も高いNFLです。
気負わず焦らずのんびり見ていきましょう。

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目次

概況

スクロールできます
QuaterDownDistancePersonnel
PlayYard備考
111013Under CenterPlay Action0
121011ShotgunRun8
13211Under CenterRun0
142

Punt

111011ShotgunPlay Action5
12511ShotgunPlay Action1
13411ShotgunPass5
111011ShotgunPass0
121011ShotgunPass9
13122Under CenterRun-4
145

Punt

111011ShotgunRun12
111013Under CenterPlay Action0
121011ShotgunPass18
111013Under CenterRun7
12313Under CenterPlay Action2
13111ShotgunRun10
111022Under CenterPlay Action0
121010ShotgunPass0
131011Shotgun

12man
13511ShotgunPass0
14G
FG


211011ShotgunPass8
22211ShotgunRun4
211012Under CenterPass7
22321Under CenterRun7
211013ShotgunPass4
22611ShotgunPass25
211011ShotgunRun16Holding
212011ShotgunPass4
221611ShotgunPass0
231611ShotgunPass5
2411

FG

211011ShotgunRun5
22512ShotgunPass0
23511Shotgun

FS
231011ShotgunPass-7Fumble
2417

Punt

2110

Knee Down

311022Under CenterPlay Action0
321010ShotgunRun11
311022Under CenterRun11
311011ShotgunPass5
32512Under CenterRun0
33511ShotgunPass4
34122Under CenterRun5
31G12ShotgunRun0FM
31G11ShotgunRun-2
32G11Under CenterPlay Action0
33G11ShotgunPass0
34G

FG

311013Under CenterRun2
32811ShotgunRun2
33611ShotgunPass0
346

Punt
RK
341

Punt

411012Under CenterPlay Action29
411013Under CenterPlay Action0
421010ShotgunPass6IC
411012Under CenterRun3
42711ShotgunPass0
43711ShotgunPass-7
4414

Punt

411011ShotgunPass20
411011ShotgunPass23
411011ShotgunPass-9Fumble
421911ShotgunPass4
431511ShotgunPass0
441511ShotgunPass0Down
411011ShotgunPass-1
421111ShotgunPass0
431111ShotgunPass0
441111ShotgunPass0Down

前回から少し改良を加えました。
まず、ショットガンとアンダーセンターを区別するようにしました。
それから、プレイアクションもパスと区別しています。
第1週のデータもそのうち取り直しておきます。そのうち。

まず、オフェンスのスナップ数は63回です。
随分少ない。
このうち、パスが32回と半数を占めます。
ランは19回と少なめ。
プレイアクションは10回でした。
合計と数が合わないのは反則の関係でノープレイとなったものです。
全体的にパスがしょっぱいね。
多分、テキサンズは小刻みに進もうとしているのでパスもロングは少ない。
ただ、短いパスや中くらいのパスが成功しない。
ランは上等な成績です。

各Qごとのスナップ数と獲得ヤード、平均ヤードはグラフのとおり。
縦軸左側は平均ヤード、右側は獲得ヤードとスナップ数の数字です。
全体的にオフェンスのプレイ数が少ない中、3Qに成績が落ち込んでいます。
この原因はランが多かったこととパスが全然成功しなかったことが原因です。
そのほかは似たり寄ったりな数字です。

各ダウンのプレイ選択

1st Down

プレイ構成はグラフのとおり。
ランが9回、パスが10回、プレイアクションが7回となっています。
割とバランス良い。

ランとパス、プレイアクションごとの獲得ヤードと平均ヤードも。
グラフ左の数字は平均ヤード、右の数字は獲得ヤードを表します。
これを見るとランはかなり計算できるプレイということになります。
ただし、パスの成功率が低いということも考慮に入れなければなりません。

2nd Down

ランは6回、パスは変わらず10回、プレイアクションはガクッと減って3回のみ。
パスの比率がグンと高まります。
2ndダウン全体では5ヤード以内のシチュエーションが5回と少なかったため、このような数字となりました。

獲得ヤードと平均ヤードはご覧のとおり。
ランは大体欲しいヤーデージは獲得できていることになります。
プレイアクションは通っても1,2ヤードのゲインでした。
パスはもうちょっと成功してほしいね。

3rd Down

3rdダウンでプレイアクションはなし。
使っても良さそうに思いましたが。
ランは3回、パスは10回プレイしました。

数字は嘘ついてないよ。
ちゃんとESPNのPlay-by-Playと照らし合わせて確認してたから。
パスはふざけた数字です。
実際には全く通っていないわけではなく、サックや失敗、成功をおしなべた結果、獲得ヤードが全くの0ヤードという結果でした。
不調の原因は3rdダウンにありそうです。
成功しても最大5ヤードのパスでした。
逆にサックで7ヤードロスしてたり。
パスシチュエーションに限られるとDavis Millsは弱そう。

逆にランは期待どおりの成績を残しています。
この試合も2ヤード以内の場面でしか3rdダウンはランをコールしませんでした。
コンバージョンできていないシリーズもありましたが、平均で見ると理にかなったプレイ選択の基準となっています。

パーソネルごとのプレイ選択

まず、各パーソネルの構成比を紹介します。
最も多いのは11パーソネルの41回、その後ろに13パーソネルの7回、12パーソネルの6回、22パーソネルの5回、10パーソネルの3回、21パーソネルの1回と続きます。
11パーソネルがここまで多いのは4Qのキャッチアップオフェンスが効いた側面もありますが、全体的に主力となるパーソネルとなっています。
ラン・パスともに使いやすく、フィールドを広げやすいとあって、カレッジでも大人気のパーソネルです。

次は獲得ヤードと平均ヤードです。
11パーソネルが多すぎるのでほかが少し見づらくなっていますがご了承ください。
13パーソネルはプレイアクションとランが多く、プレイアクションのパス失敗が響いて平均が落ちています。
22パーソネルも同様です。

11 Personnel

特に多かった11パーソネルのみプレイ構成や獲得ヤードなどを見ていこうと思います。
ほかはサンプルが少なくあまり意味のない数字となってしまうからです。

まず、プレイ構成から。
ランが9回、パスが27回、プレイアクションが3回となっています。
4Qのキャッチアップが響いた結果、パス偏重となりましたが、4Qを除いてもパス優勢です。

当然パスの獲得ヤードが最も多く106ヤード、ランが55ヤードとなります。
平均はランの方が多い結果です。
パスの失敗が平均を押し下げる形となりました。

ShotgunとUnder Centerのプレイ選択

こちらは今回から取り始めたバックスのフォーメーションごとのプレイ選択を見ていきます。
テキサンズはいまのところ、ピストルはありません。
そのため、ショットガンとアンダーセンターで比較していきます。

まず、全体としてショットガンとアンダーセンターがどのくらいの割合で使われていたかを確認します。
今週はショットガンが非常に多く、45回のプレイで使われました。
対してアンダーセンターは18回と限定的な使用にとどまっています。

獲得ヤードと平均ヤードはこんなもん。
これからプレイの内訳などを見てみましょう。

Shotgun

プレイ構成は上記のとおり。
ランは10回、パスは31回、プレイアクションは2回コールされました。

獲得ヤードと平均ヤードはこんな感じ。
プレイアクションは回数自体が極端に少なくあまり参考になりません。
ショットガンだとランの成績は上がります。
ESPNのチームスタッツでは1回平均4.4ヤードですが、ショットガンでのランプレイは6.6ヤードを稼いでいます。
パスの平均ヤードは概ねESPNと同じでした。

Under Center

アンダーセンターでは普通のドロップバックなどしない!
男気を感じるプレイ構成。
ランが9回、パスが1回、プレイアクションが8回です。
アンダーセンターになるとランかプレイアクションと考えて良さそう。

獲得ヤードはしょっぱい。
ランとプレイアクションともに30ヤードそこそこが精一杯。
平均も4ヤードに満たない。

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