こんにちは。
めるるのプロフィールを考えよう。
バラエティ番組でよく見かけますよね。
よく笑うかわいらしい子です。
そんなめるるは、マネージャーのことを「まねね」と呼ぶそうな。
ならば、ぼくがそのほかのプロフィールも一緒につくりたいと思い立ったわけです。
具体的にいま思いついているのは下記のとおり。
ここまでが限界です。
グーグルで「めるる 似た言葉」を検索していますが、めるる語とかいう意味不明なワードが出てくるのみ。
ちゃんとした日本語使え。
みなさんもなにか思いついたら教えてください。
○××方式の発音の言葉しか受け付けません。
すすきとかはダメ!
あと、avexの人もよかったらこのプロフィール使ってください。
ようやく本題。
前回のQB編に続き今回はドラフト有望なRBの紹介です。
では早速。
上位指名が予想されるRB
ケネス・ウォーカーⅢ世(Kenneth Walker Ⅲ)ミシガン州立大学(MSU)
ブリース・ホール(Breece Hall)アイオワ州立大学(ISU)
デミアン・ピアース(Dameon Pierce)フロリダ大学
アイザイア・スピラー(Isaiah Spiller)テキサス農工大学(Texas A&M)
カイレン・ウィリアムス(Kyren Williams)ノートルダム大学
ことしは結構良い選手が揃ってます。
というかRBはドラフト下位指名でもそれなりに活躍してくれる選手が多いような印象なので、お買い得ポジションでもあります。
それとぼくが気に入っているおすすめの選手も紹介。
ブライアン・ロビンソン(Brian Robinson)アラバマ大学
結局アラバマ。
でも彼は良いですよ。
完成されています。
他の上位指名の5人ももちろんですが、もっと評価高くても良いのに。
ケネス・ウォーカーⅢ世
40ヤード走:4.38
ベンチプレス:記録なし
垂直跳び:34.0in(86cm)
立ち幅跳び:122in(309cm)
3コーンドリル:記録なし
- コンパクトながらパワフル、馬車馬のように働く
- どの方向でもランニングレーンを見つける
- 電撃カット
- 卓越したボディコントロールと方向転換
- ゼロから作り出す能力
- ショルダーパッドは常に並行
- 低い重心でヒットする、タックラーをぶっ飛ばせる
- ヤード・アフター・コンタクト(YAC)はプロレベル
- 2021年シーズンのファンブルはわずか1回
- カクカクした動き
- プレイのデザイン無視
- カットバックレーン探すの早すぎ問題
- 独りよがりなプレイ
- パスプロはうーん…
いまのところ、ことしのナンバー1RBは彼です。
パスレシーブのスタッツはほとんどなかったので割愛します。
NFL.comの長所・短所についてはぼくも完全に賛同します。
バキバキにカット切ってビュンビュン走るタイプ。
いわゆるアンクルブレイカーってやつ。
見てて気持ちいいよね。
「んはー!」ってなる。
それでもっていざとなるとぶちかます根性も良き。
反面、このタイプは自分に酔ってる可能性ありです。
短所に書いてあるとおり、デザインもへったくれもありません。
チームメイトからすると「え?なんでそんなとこ走ってるん?」という気持ちになることもしばしば。
特にOLからすれば自分たちへの信頼がないのでは、という疑問にもつながります。
ただし、YouTubeに上がっているハイライト映像ですら、ミシガン州立のOLはろくにブロックできていなかった場面が多々あったので情状酌量の余地はあります。
ミシガン州立といえば、かの有名なレビオン・ベル(Leveon Bell)の出身校です。
RBには自由に走らせる校風なのかもしれません。
ブリース・ホール
40ヤード走:4.39
ベンチプレス:記録なし
垂直跳び:40.0in(101cm)
立ち幅跳び:126in(320cm)
3コーンドリル:記録なし
SEASON | TEAM | ATT | YDS | AVG | TD | LNG |
---|---|---|---|---|---|---|
2019 | ISU | 186 | 897 | 4.8 | 9 | 75 |
2020 | ISU | 279 | 1,572 | 5.6 | 21 | 75 |
2021 | ISU | 253 | 1,472 | 5.8 | 20 | 80 |
- ボリューミーなサイズ
- タッチダウンモンスター
- 75ヤード以上のTDランを5回記録
- デイライトができる前から見えてる
- ホールが空くまで我慢できる
- オープンフィールドで減速せずにリズミカルなカット
- 前に突っ込むときはしっかり肩を落とす
- 3rdダウンでも選択肢に入るスキルセット
- 大学で働き過ぎ
- ごちゃごちゃしてるとこではスルりと躱せない
- 横方向にはそんなに速くない
- NFLではもっとスピード上げる必要あり
ぼくはケネス・ウォーカーよりこちらの方が好み。
カットも切れる、足も速い、姿勢も低い、ヒットも強い。
一般的にRBが必要とする能力を高次元で兼ね備えた王道のRBというイメージです。
あと、彼とウォーカーの決定的な違いはブロッカーの使い方が上手いことです。
OLやFBがブロックしやすい動きをします。
どういうことかというと、例えばゾーンでそのままオープンに流れたとします。
その際、一度リードブロッカーの内側に抜けようとワンカット入れます。
そうすればディフェンダーは内側を守ろうとします。
この罠にかかればハイおしまい。
もう一度外側を走れば、リードブロッカーも簡単にディフェンダーの外側の進路を塞ぐことができます。
そして爆走兄弟レッツ&ゴー。
これといった欠点は見当たりませんが、ひとつ思うのはショートヤードが欲しいインサイドのランでもっとパワーが欲しい。
カレッジでもちゃんと欲しいヤードは獲得できていますが、NFLではどうか?
後一押しがあればパーフェクトRBです。
デミアン・ピアース
40ヤード走:4.59
ベンチプレス:21回
垂直跳び:34.5in(87cm)
立ち幅跳び:119in(302cm)
3コーンドリル:記録なし
SEASON | TEAM | ATT | YDS | AVG | TD | LNG |
---|---|---|---|---|---|---|
2018 | FLA | 69 | 424 | 6.1 | 2 | 68 |
2019 | FLA | 54 | 305 | 5.6 | 4 | 75 |
2020 | FLA | 106 | 503 | 4.7 | 4 | 38 |
2021 | FLA | 100 | 574 | 5.7 | 13 | 27 |
SEASON | TEAM | REC | YDS | AVG | TD | LNG |
---|---|---|---|---|---|---|
2018 | FLA | 5 | 20 | 4.0 | 1 | 9 |
2019 | FLA | 4 | 30 | 7.5 | 0 | 18 |
2020 | FLA | 17 | 156 | 9.2 | 1 | 35 |
2021 | FLA | 19 | 216 | 11.4 | 3 | 61 |
- 成熟した体型
- ウェイトルームでの結果がバネのある下半身に
- 平均7タッチに1回はTD
- スクリメージラインに突っ込む度胸
- 暴力的なラン
- 素早く賢明な判断
- 敢えて止まる勇気
- 10回以上のランは9試合のみ
- カクカクした動きで良いテンポとタイミングを逃す
- 外に出るとそんなに速くない
- パスプロでもっと手使わな!
縦上がりの速さは一級品。
彼に対する印象はそれがすべて。
スイングとスイープとかでオープンフィールドから縦に駆け抜ける速さはなかなかのものがあります。
SECのRBらしくフィジカルもそれなりにはあります。それなりには。
レシーバーとして起用できるのも利便性高いね。
カットもなかなか鋭い。
スピードの緩急も良し。
スタッツはほかの選手と比べるとショボさを感じますが、フロリダ大学全体がショボかったのである程度は仕方なし。
3rdダウンでの選択肢となるためにはパスプロの改善が必須です。
アイザイア・スピラー
40ヤード走:記録なし
ベンチプレス:記録なし
垂直跳び:30in(76cm)
立ち幅跳び:114in(289cm)
3コーンドリル:記録なし
SEASON | TEAM | ATT | YDS | AVG | TD | LNG |
---|---|---|---|---|---|---|
2019 | TA&M | 174 | 946 | 5.4 | 10 | 85 |
2020 | TA&M | 188 | 1,036 | 5.5 | 9 | 57 |
2021 | TA&M | 179 | 1,011 | 5.6 | 6 | 67 |
- ヌルヌル走って常に低い体勢
- 的確なインサイドのレーン選択
- ダウンフィールドでちょこまか走る時に良いバランス
- 急に進路をふさがれても修正できる
- 我慢せなあかんときと突っ込まなあかんときの切り替え
- 横方向のバウンスアウト良し
- 2線目、3線目での捕まえにくさ
- ブリッツの察知とアジャスト
- 時にテンポとリズムに欠ける
- 21年はインサイドランナーとしては…
- ゾーンはもっとスクリメージライン押しこまな
- ボールセキュリティ甘い
- 3rdダウンの選択肢になるためにはプロテクションとキャッチ能力欲しい
一言で言うとヌルヌルしてる。それに尽きます。
別にローション塗ってるとかではない。
カットも鋭いけど、タックルされてもヌルヌルと抜ける。
タックルを外すというよりはタックルを”脱ぐ”という表現が正しいかもしれません。
ズボン脱ぎながら走ってる感じ。
SECのRBらしからぬタイプの選手ですが、パスの捕れないアルビン・カマラ(Alvin Kamara)といった選手でしょうか。
捕れないというと語弊がありますね。でもカマラほどターゲットとしては頼りにならないのは事実。
カイレン・ウィリアムス
40ヤード走:4.65
ベンチプレス:記録なし
垂直跳び:32in(81cm)
立ち幅跳び:116in(294cm)
3コーンドリル:記録なし
- どんな役割でもこなす準備と意思
- 一定のペースで走る
- 才能豊かで、多様な3rdダウンオプション
- スロットレシーバーの経験豊富
- オプションルートでカバーを切り離せる
- プロテクションの理解深い
- トラブルに立ち向かう度胸とテクニックあり
- 外側のランでは爆発力に欠ける
- 急加速はできず
- タックルを外してコンスタントに1stダウンを獲得できない
- ファンブル多すぎ
- ヤードアフターコンタクトは期待できず
ノートルダムでは、ランとパス双方で活躍しました。
体格は小さめ。その割に40ヤードそんなに速くない。
だからといってゲーム中のスピードも遅いということなありません。
あまり40ヤードの記録にこだわらないことが重要です。
あくまで一直線をいかに速く走るかという陸上競技的なスピードとフットボールのスピードは全く違います。
コンバインの記録をあまり重視しないビル・ベリチック(Bill Belichick)の言うことは最もだと思います。
NFLでは3rdダウンRBタイプではないでしょうか。
今回紹介しているどの選手よりもレシーブ能力が期待できます。
1stダウンでもスロットレシーバーとして起用する方法もあり。
そう考えたらエブリダウンRBかも。
いずれにせよ、ローテーションの一員としては十分活躍が期待できます。
一昔前のダレン・スプロールズ(Darren Sproles)のようなイメージかも。
短所は小柄な体型を踏まえれば改善の期待はしない方がよいでしょう。
カレッジですぐ倒されるならNFLではもっと無理です。
ファンブルはなんとかせなあかん。
ブライアン・ロビンソン
40ヤード走:4.53
ベンチプレス:記録なし
垂直跳び:30in(76cm)
立ち幅跳び:119in(302cm)
3コーンドリル:記録なし
SEASON | TEAM | ATT | YDS | AVG | TD | LNG |
---|---|---|---|---|---|---|
2017 | ALA | 24 | 165 | 6.9 | 2 | 17 |
2018 | ALA | 63 | 272 | 4.3 | 2 | 20 |
2019 | ALA | 96 | 441 | 4.6 | 5 | 37 |
2020 | ALA | 91 | 483 | 5.3 | 6 | 21 |
2021 | ALA | 271 | 1,343 | 5.0 | 14 | 63 |
- LBみたいな広く逆三角形の胸
- 高負担の仕事もオッケー
- 走る破城槌
- 漏れたDLもスルッと躱す
- カットからカットする時も適度にリラックスした動き
- ヘビー級の割には速い
- アウトサイドも駆け抜ける
- タックルを外してフロントをぶち抜くパワー
- スイングパスを投げたら彼はもう貨物列車
- このランニングスタイルは耐久性頼み
- タックルをもろに受けやすい直立姿勢
- ヒットの時肩の位置が高い
- 加速も減速もなし、1速の車
- 一貫性がない
- 減速したりコースを修正するという考えはない
- ボールは捕れない
重戦車。
これぞアラバマのRB。
この子をぼくが気に入っている最大の理由は、ブロックに追従するのが上手いことです。
特にゾーンの時は一番良いホールに飛び込みます。
自分のフィジカルごり押しの単細胞ではありません。
しっかりRBの基礎ができています。
それでいてフィジカルでカマすこともできる。
SECのフットボールが好きな人間にはたまらない選手です。
機敏でちょこまか走るのも良いけど、やっぱりフットボールはパニッシュメントが必要だとおもいませんか?
短所には1速の車とあるようにチェンジオブペースなんかはしません。
でもそこがデリック・ヘンリー(Derrick Henry)に似てるような似てないような。
ただし、ボールが捕れないRBは現代フットボールでは、役割が限定されます。それならブリース・ホールの方が良いよね、ってなるからトップ5からは漏れたか。
まとめ
RBってのはつくづく不遇のポジションやと痛感します。
身体的な負担と収入がまったく釣り合ってません。
レビオン・ベルのように銭闘体勢に入ればもう終わり。
「ほな、ほかのやつ使うからお前もういらんわ」となったのは、ほかに優秀な替えがいくらでもいるからです。
RBは成功しやすいけど、入れ替わりも激しい、引退後は身体ボロボロ、おまけに給料も安い。
建設業者みたいな扱いを受けてる。
今回紹介した注目選手の中から1巡指名されるのは多くて2人だと思います。
みなさんも気が向いたらRBの体調をいたわってあげてください。
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