NFLドラフト2022 注目選手-WR-

こんにちは。

みなさんは身体のゆがみを感じることはありますか?
ぼくはあります。ウォシュレットの時に。
自分が思う中心より少しズレてる。

ところで、誰でもウォシュレットの強さを設定しますよね?
強くしていくごとにそのまま水の勢いが強くなるやつ。
しかし、世の中には一定の強さを超えたとき、水のマシンガンになるウォシュレットがあるのです!
体験したことありますか?
「いてててててててっ」てなる。
トイレメーカーの人間は何を考えてるんでしょう?
ちゃんとお客さまの声を聞いてますか?
まさか、世の中には「水のマシンガンで肛門を撃ち抜いて欲しい!」という顧客ニーズがあるんでしょうか?
だとしたらぼくの負けです。参りました。

さて、今回はWRのドラフト注目選手を紹介します。
近年、良い選手が多く出てきていますが、ことしもおもろい。
では、さっそく。

目次

上位指名が注目される選手

ギャレット・ウィルソン(Garrett Wilson)オハイオ州立大学(OSU)
トレイロン・バークス(Treylon Burks)アーカンソー大学
ジェイミソン・ウィリアムス(Jameson Williams)アラバマ大学
ドレイク・ロンドン(Drake London)南カリフォルニア大学(USC)
クリス・オラーベ(Chris Olave)オハイオ州立大学(OSU)

なんと、OSUから2人もトップレシーバーが!
少し前のルイジアナ州立大学(LSU)のオデル・ベッカム(Odell Beckham)とジャービス・ランドリー(Jarvis Laundry)のような感じでしょうか。


多少の順番に違いはあれど、大体どこのメディアもこの5人でしょう。
あとはペンシルバニア州立大学のジャハン・ドットソン(Jahan Dotson)が入れ替わるかどうかくらいです。

ギャレット・ウィルソン

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身長:6’0(183cm)
体重:183lbs(83kg)
腕の長さ:32in(81cm)
手の大きさ:9 7/8in(25.0cm)
NFL Prospect Grade:6.50

40ヤード走:4.38
ベンチプレス:記録なし
垂直跳び:36in(91cm)
立ち幅跳び:123in(312cm)
3コーンドリル:記録なし

スクロールできます
SEASONTEAMRECYDSAVGTDLNG
2019OSUOSU3043214.4547
2020OSUOSU4372316.8665
2021OSUOSU701,05815.11277
ESPNから引用

最後の3試合で27キャッチ、371ヤード、6TD
遅そうで速い、スピードを測りにくい
急激な加速
ディープイン、ポスト、ゴールートでのセパレート
本能的なキャッチ
身体から遠いボールもよく伸びる手で捕れる
滞空時間長いサーカス人間
難しいボールや競り合うボールもOK
キャッチ後のスリップアンドゴー
パンとリターナーとしての経験豊富

ちゃんとルート考えて走ってない
ごちゃついてるところではルートアジャストせなあかん
ルートランは荒削りでカクついてる
ブレイクの前後はいい加減なフットワーク
足伸びたり、まごまごしすぎるステップ
サイドライン際のボールは落としがち
ボールに対するポジション争いは並の選手

一応、今年のナンバー1WRですが、ぼくはそうは思いません。


いつの間にかワイドオープン。
特にロングパスではその能力が際立ちます。
ポストやゴールートで方向転換する時の一歩が良いね。

足の速さも魅力的です。
スクリーンやジェットスイープなんかで走らせたら止めることはできません。
縦上がりがすごく速いのが特徴です。
ここというデイライトが見えた瞬間、味方ごと置き去りにできそうなスピードで駆け抜けます。

短所に書いてあることは身体が細いからだと思います。
とても80kgあるようには見えません。
最近はNFLのCBも大柄な選手が多いので、このままやとキツいかも。
ステップとかルートランがちゃんと走れないのも脚が細いからちゃんと止まったり、キビキビした動きができないんでしょう。

トレイロン・バークス

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身長:6’2(188cm)
体重:225lbs(102kg)
腕の長さ:33 1/2in(85cm)
手の大きさ:9 7/8in(25.0cm)
NFL Prospect Grade:6.50

40ヤード走:4.55
ベンチプレス:記録なし
垂直跳び:33in(84cm)
立ち幅跳び:122in(309cm)
3コーンドリル:7.28

スクロールできます
SEASONTEAMRECYDSAVGTDLNG
2019ARKARK2947516.4038
2020ARKARK5182016.1768
2021ARKARK661,10416.71191
ESPNから引用

体格に対するスピードは最高峰
スーパームキムキWR
体格とボディコントロールでDBに勝る
アラバマ大学相手に8キャッチ、179ヤード、2TD
スタート後の前への圧力は一級品
カムバックでQB助ける
オープンスペースでスルスル動くときは、体格のわりにスムーズ
ルートランちゃんとしてる
必要とあらばギアチェンジも可能
キャッチのためなら自己犠牲も厭わない
高いボールも強靭な手とジャンプでキャッチ
スティフアームとスピードで短いパスからロングゲイン

体重管理がんばれ
競り合いのボールをコンスタントに捕る必要あり
ブレイクに時間かかりすぎ
時に不要なワンハンドキャッチ試みる
キャッチ後は体格の割にフィジカル強くない

21年、アーカンソー大学は久々に好調なシーズンを送りました。
我がOle Missもかなり苦しめられた記憶があります。

好調だった大きな要因がバークスとQBのK.J.ジェファーソン(K.J. Jefferson)でした。ジェファーソンもおよそQBとは思えない脳筋選手でバークスも脳筋。
脳筋フットボールの破壊的なオフェンスでゴリゴリ得点を稼ぐチームが21年のアーカンソー。

足の速いTEというのが彼のイメージかな。
縦に走らせて高さで競わせるとなんとかなります。
A.J.ブラウン(A.J. Brown)がなんとなく近いかもしれません。

ジェイミソン・ウィリアムス

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身長:6’1 1/2(186cm)
体重:179lbs(81kg)
腕の長さ:32 1/8in(81cm)
手の大きさ:9 1/4in(23.5cm)
NFL Prospect Grade:6.48

40ヤード走:記録なし
ベンチプレス:記録なし
垂直跳び:記録なし
立ち幅跳び:記録なし
3コーンドリル:記録なし

スクロールできます
SEASONTEAMRECYDSAVGTDLNG
2019OSUOSU611218.7161
2020OSUOSU915417.1245
2021ALAALA791,57219.91594
ESPNから引用

高校記録を破るほどのハードル選手
スタートスムーズで速い
CB骨抜きにできる
30ヤード以上のTDが11個は、FBSで最高
手足長いからキャッチできる範囲が広い
高いボールもシュッと捕れる
柔軟な下半身でバックショルダーとかターンボールも楽々
走りながら捕ればヤードアフターコンタクトも良し
キックオフリターンTD2回

ひょろ長い
ナショナルチャンピオンシップで前十字靭帯切れた
長いストライドゆえブレイクに時間かかる
ノイズあると競争心減りがち
ボールに対するフィジカル争いは平均以下
短いボールにやる気出さない

いくらアメフトが好きでも知らないことの方が多いので、選手の情報は海外サイトから集めることがほとんど。
身長こんなに高かったんか。とびっくりしました。
ぼくはSECの試合はよく見ますが、彼がこんなにデカいとは全く思っておりませんでした。

5歩以上のロングパス、特にポストで輝く選手です。
あんまりゴールートとかアクロスで良いキャッチしてるイメージはありません。
ぼくはそんなに評価してない。
アラバマやったらジョン・メッチー(John Metchie)の方が良い選手やと思ってます。

キックリターンTDも弱い大学相手にまとめて2回稼いだだけ。

ドレイク・ロンドン

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身長:6’4(193cm)
体重:219lbs(99kg)
腕の長さ:33in(84cm)
手の大きさ:9 3/8in(23.8cm)
NFL Prospect Grade:6.34

40ヤード走:記録なし
ベンチプレス:記録なし
垂直跳び:記録なし
立ち幅跳び:記録なし
3コーンドリル:記録なし

スクロールできます
SEASONTEAMRECYDSAVGTDLNG
2019USCUSC3956714.5546
2020USCUSC3350215.2365
2021USCUSC881,08412.3744
ESPNから引用

エリートなサイズと手足の長さがミスマッチを生む
NFLが求める職人的な選手
経験豊富で、ワイドアウトでもスロットでもドンと来い
インサイドにブレイクするルートで相手を打ち負かす
タイトな角度でスペースを生み出せる
球際で優位に立てる
ボールへの身体の寄せ方が上手い
ディフェンダーを締め出す角度でカットを切ってボールを迎えに行く
競い合うボールでももぎ取るストロングハンド
ジャンプのタイミングとキャッチできる半径がデカい空中戦のスペシャリスト

クイックネスのないフットワーク
プロではディフェンダーからアンダーニースに押し込められることになる
時間のかかるルートランはパスプロへの負担を増やす
マンカバーでのブレイクや方向転換にはセパレーションつくりづらくなる
足速いTEみたい
ランブロッカーとしては並以下
ランアフターキャッチで逃げ切れない

ぼくが今ドラフトで1番注目しているWRです。

長所に書いてあるストロングハンドという言葉がピッタリの選手。
ストロングハンドとは、競い合うボールとかでもぎ取る力の強い人を指す言葉だとぼくは理解しています。
とにかくマトがデカいので彼に向かって投げれば大体なんとかしてくれます。
桜木花道みたいな男。
バスケやらせたらリバウンドは天下一でしょう。

それにしてもデカい。
プロのCBもかなりデカいので、ストロングハンドがどこまで通用するか楽しみです。

最近元気のないUSCからこんな選手が出てくれて嬉しい限り。
PAC-12のファンはレギュラーシーズンで不満多いでしょうから、良い選手が出てくれないとますます魅力がなくなってしまう。

クリス・オラーべ

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身長:6’0(183cm)
体重:187lbs(85kg)
腕の長さ:31 1/8in(79cm)
手の大きさ:9 1/2in(24.1cm)
NFL Prospect Grade:6.46

40ヤード走:4.39
ベンチプレス:記録なし
垂直跳び:32in(81cm)
立ち幅跳び:124in(315cm)
3コーンドリル:記録なし

スクロールできます
SEASONTEAMRECYDSAVGTDLNG
2018OSUOSU1219716.4329
2019OSUOSU4984917.31258
2020OSUOSU5072914.6756
2021OSUOSU6593614.41361
ESPNから引用

動き方はバターのようにスムーズ
ジャブとジュークでコースを開ける
ピカイチのトップスピードは縦のパスで勝機あり
カバレッジを奥に上げる脅威
ロング・ミドル・ショートのすべてでセパレーションを生み出す
ヒッチ・カールの完成が早い
優れた重心移動と方向転換
ボールが空中にある間のアジャストスピード
パンとブロック2回、ガンナーとしても優秀

オハイオ州立の戦術が多くのフリープレイを生み出していただけ
望まれている強さが欠けている
もっと細かなテクニックを磨く余地あり
ストロングハンドではない
負けたミシガン戦の1Qに捕れていればTDだったボールを落球
ランアフターキャッチは並
ランブロックやる気出せ

アメフトをよく知らない人にWRがどんなポジションかを説明する時は彼を紹介したらいいと思います。
良くも悪くもWRってのがどんなポジションなのかを表す典型的な選手です。
体格も平均的、ボールスキルも素晴らしい、ランブロックのやる気のなさもこれぞWRって感じ。
縦に長いパス、アクロス、スラント、ジェットスイープ、ロケットスクリーン、なんでもこなせるバーサタイルなレシーバーで、オハイオ州立のWRといえばぼくの中ではギャレット・ウィルソンよりオラーべの印象が強い。
レシーバーに困っているチームからすればとりあえず指名しておけば失敗はなさそうな無難な選択になると思います。

NFL.comでは、ランアフターキャッチは平均と評されていますが、結構ランアフターキャッチで稼いでいるイメージの選手ですが。
難しいボールも「なんで捕れんねん!」ってツッコミたくなるキャッチを見せてくれます。
好みを除けば、1番良いWRだと思います。

まとめ

ことしは良いWRが他にも揃っています。
先に紹介したジャハン・ドットソン以外ではケンタッキー大学のワンデール・ロビンソン(Wan’dale Robinson)も小柄ながら使い勝手の良い選手だと思います。

今回紹介した5人も海外サイトを参考にしましたが、サイトによって順位が分かれており、どれも魅力的な選手です。
パス全盛の現代フットボールにおいてWRは何人居てもいいくらい需要が高まっています。
ドラフト中位でもお買い得な選手がいそうなことしはWRの年と言ってもよさそうです。

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